梅雨を元気に過ごす
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梅雨を元気に過ごす
2022年06月16日(木)7:43 PM
昨日、関西も梅雨入りしました。
蒸し暑いこの時期は
体調管理が難しくなります。
東洋医学では病気の原因を病因と言い、
①体の外側からくる病因を外因
②体の内側から生じ、
過度の感情が原因となる内因
③外因にも内因にも属さない不内外因
の3つに分類されます。
①の外因には、
風邪、感邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪
の六邪(ろくじゃ)が存在します。
六邪は口、鼻、皮膚から体内に侵入し
病気を発生させます。
梅雨は外界に湿邪と暑邪が多いため
体調が優れない方が増えます。
湿邪が体内に侵入すると、
気血水(きけつすい)の巡りを停滞させます。
すると、むくみ、めまい、耳閉感、頭痛、
腹痛や下痢などの症状が出てきます。
関節で停滞すれば、関節痛を引き起こし、
胃で停滞すると胃重感となり食欲低下へ。
たくさんの湿邪に侵されてしまうと、
全身がむくみ、一日中体が重だるい、
寝ても疲れがとれず、やる気がでない、
と不調の連鎖が起こってきます。
梅雨を元気に過ごすためには、
無理をせずしっかり睡眠を(^-^)。
冷たい物の摂取は控えて常温の物を。
※胃腸が冷えると細胞の動きが悪くなり、
さらに疲れやすくなります。
免疫細胞の働きも低下しますから
夏風邪も引きやすくなります。
冷房でお体を冷やさないように。
梅雨も元気に過ごせるようご自愛ください。
子宝鍼灸 女性専門 堺筋本町 本町 予約制
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山本のりこ鍼灸院