瘀血(おけつ)について
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瘀血(おけつ)について
2019年09月24日(火)1:33 AM
東洋医学では全身を『気・血・水』が
ある一定の速度と量で巡っており、
量が不足、または過剰になった時、
速度が速くなったり、または遅くなった時、
巡りがある部分で停滞した時に、
体の不調が出てくると考えています。
今日は血(けつ)の巡りが悪くなった状態、
滞り固まった状態の『瘀血(おけつ)』
について書かせて頂きます。
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瘀血の4つの特徴
①疼痛:針で刺されるような刺痛(しつう)
痛む部分がココと限局した固定痛
痛む場所を押さえられるのを嫌がる拒按(きょあん)
②腫塊(しゅかい):部位は移動せず、
体表(皮膚上)にあると紫色・青黄色。
押さえると硬くて痛む。
生理前に下腹部痛のある方に多くみられます。
③出血:血色は暗い赤で塊が混じる。
月経血にレバーのような塊が出る方です。
④紫紺(しこん):目の下のクマ、
常に口唇色が悪い、爪が紫色、
舌が青紫色(舌の裏の静脈がどす黒い)
①~④を読んでも今一自分に瘀血があるのか
よくわからない方は足首周りや肋骨周囲、
鎖骨辺りを見てください。
細い糸くず状の青い血管『細絡(さいらく)』
がある方は瘀血が溜まっています。
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子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症も
東洋医学では瘀血が原因の一つです。
生理中に痛み止めが手放せない方は
瘀血であることが多いです。
瘀血があると不妊の問題も出てきます。
これから寒い季節になると、
血の巡りが悪くなりやすいです。
当院では定期的に鍼灸治療に通ってから
「生理痛がなくなった」
「痛み止めを飲まなくても大丈夫」と
おっしゃる方が多くいらっしゃいます。
血の巡りが気になる方、生理痛のひどい方は
体質改善に鍼灸治療を取り入れてみませんか。
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大阪市中央区安土町2-4-5日本SBPビル201
山本のりこ鍼灸院